【売れるためには?】トレンド感のある本屋のつくり方
こんにちは。「年間100冊以上の本を読む社会人の”20代おじい”」です。
今回は、売れる本屋の作り方を紹介します。
近年、電子書籍の影響などから本屋業界は衰退していくのでは…と言われています。しかし、流行をおさえておけば大丈夫。トレンド性の高い本屋をつくることができます。本屋を経営しようか迷っている人や本が好きな人は、是非、この記事を参考にしてみてくださいね。
売れるためのテクニック【2選】
【1】イベントを主催する
はじめに紹介するのは、「イベントの主催」。
売れる本屋をつくるためには、本屋としての価値を幅広く提供することが重要です。
そのためには、本屋をイベントの場として活用してみましょう。
具体的には、店内の一角などスペースを活用し、アコースティックライブなどのイベントを主催するなど。アーティストによるSNS宣伝効果や、本屋としての知名度アップにもつながるのではないでしょうか。
また、「主催イベントとしてのターゲット層」を「本屋としてのターゲット層」と一致するように設定しましょう。それによって、固定ファン顧客の獲得も可能となるかもしれませんね。
このように、本屋に訪れるお客様は「本との出会いだけ」が目的とは言い切れないのです。
イベントなどを主催することで、地域活性化や人脈づくりが期待できます。是非、積極的にイベントを主催して、「人と人の出会い」を演出してみましょう。
【2】”提案型”のレイアウトをつくる
2つ目のテクニックは、「提案型のレイアウトづくり」。
提案型のレイアウトとは、「陳列棚にオリジナリティーを持たせるための工夫」のこと。
例えば、ブラブラと店内を歩いているだけのお客様がなぜかどんどん興味がそそられてくるような、そんな本棚のレイアウトを目指しましょう。つまりは知的好奇心です。
人間は「新しいなにかを知ることによって幸福感を感じる」というもの。知的好奇心を刺激してくるような潜在的なワクワク感をくすぐる魅力的な棚作りが重要です。
そして、そのためにはあえて個性的な本を大胆に並べたり、ひとつの分野に特化したような本を目のつく位置にインパクト重視で並べたりするなどのポイントを心がけるようにしてみましょう。
・本は”二次元陳列”で魅せる!
二次元陳列とは、「二つのキーワードが交差するように一つの棚をつくっていくこと」。
例:「音楽×民族」「食事×文学」このように、組み合わせ方は自由ですが、時代の流行や話題性の高さなど、時流に応じたレイアウト作りを心がけるとより効果的です。まずは品揃えに流動的となることが重要です。
いかがでしたか?
今回の記事では、売れる本屋の作り方を紹介しました。
- イベントを主催する
- ”提案型”のレイアウトをつくる
昨今、紙媒体である書店業界は、SDGsなどの環境保全的な観点や、Kindleなどの電子書籍サブスクリプションの流通によって生き残りが厳しい状況といえるでしょう。
しかし、この記事で紹介したように、「イベント体験型」であるという点や「書棚でのストーリー性を演出」などによって、実店舗に足を運ぶからこその価値を創ることができるのも、本屋のたしかな魅力です。
そのように、「本屋としての魅せ方」をひと工夫することで、自店だからこそ!の個性を存分に演出してみてください。
ぜひ、皆さんの個性的な本屋づくりに活かしてみてくださいね。
さいごに、このブログでは本にまつわる様々な記事を紹介しています。
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