福岡の古本屋好き必見!山田全自動氏の「ふるほん住吉」はこんなにも面白い!

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山田全自動氏の「ふるほん住吉」はこんなにも面白い!

この記事では、山田氏が古本屋を始めた秘話や、これからの展望などなどをうかがいました。
さあ、「ふるほん住吉」の魅力について深く掘り下げていきます!

イラストレーターの山田全自動氏が古本屋を開業!

今回取材した『ふるほん住吉』は、「○○浮世絵あるある」などで有名なイラストレーターの「山田全自動」氏が、2024年4月に福岡市博多区にOPENしたユニークな古本屋です。

山田氏は他にも、「Y氏は暇人」などの様々な一面も持っています。

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▲山田氏自身が店頭に立つ日も

「ふるほん住吉」の開業秘話《2選》

1.「レコード屋」も迷っていた

実は開業以前、「古本屋」ではなく「レコード屋」とも迷っていたとのこと。

ただ「レコード屋は運営のハードルが高い」などの懸念点があり、山田氏の得意分野の「古本屋」を活かして「ふるほん住吉」を開業したようです。

今では福岡県内外問わず、全国から古本好きが集まる大人気店になっています!

2.いざ「古書 本々堂」のサポートで開業!

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「ふるほん住吉」は、福岡市南区大橋にある「古書 本々堂」のノウハウを参考に開業したとのことです。

古本屋の開業で重要な「古書組合加盟の手続き」などは、「古書 本々堂」の店主から協力を得たようですよ。

ちなみに「古書 本々堂」さんは、こちらの記事でも紹介していますのでぜひ。

また当初の開業候補エリアは、現在の「ふるほん住吉」がある住吉エリアではなく、福岡市中央区今泉の「上人橋通り」だったようです。

しかし「上人橋通り」では、なかなかいい空き物件がなかったようで、住吉エリアの物件に運命を感じたことで、ここに開店することになりました。
山田氏は、住吉エリアがとてもお気に入りだそうです。

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「住吉エリア」は、博多駅から徒歩で行ける便利な立地にあり、レトロな飲食店などがたくさん並んでいるので、博多エリアのぶらり散歩などにもオススメですね。

また近隣にある「美野島エリア」の独特な雰囲気に惹かれたという点も、住吉での開業の決め手となったようですよ!

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なお元々この物件は「サンドイッチ屋」だったとのことですが、今ではその面影もありませんね!

少年心が躍動!ワクワク止まらぬ品揃えたち

店の外にある本はどれも「100円」

それではアイテムの紹介をしていきます!

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まず店の外で、こんな看板を見つけました。

「店の外に置いてある本は、ALL100円です」

え…全てが100円!?

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「ふるほん住吉」では「100円本」の”量”がとてつもなく多いのです!

店主の山田氏は元々「ブックオフの100円本が好き」だったそうで、

「100円本で文化的な教養を培ってきた。そういう人が増えてほしい。」

と、こう語ってくれました。

店内レイアウトや仕入れなどの”古本屋づくり”には、山田氏の学生時代からの経験が活かされてるのですね!

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商品数の多さも納得です。

他に、「旅行や鉄道系」など専門的な雑誌も並んでいました。
少年心がくすぐられて、ついたくさんの本を手に取ってしまいそうですね。

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また、「少年雑誌」・「地図」「小説」などの豊富なバリエーションも。

このように、年代差があっても楽しめる商品のラインナップの幅広さが特徴。
年齢差のある仲間との来店は、思いがけず盛り上がるかもしれませんね!

マルシェのような珍しい掘り出し物ばかりで、20代の筆者もワクワクが止まりませんでした…。

レトロなマッチ箱が名物に

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「ふるほん住吉」の名物の一つは、この昭和レトロな「マッチ箱」

「昔の喫茶店のデザイン」など、珍しいパッケージばかりで、見ているだけでもテンションが上がりますね!

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価格も「100円〜」なので、お土産やコレクションなどにもおすすめですよ!

例えばギターの「ピック入れ」としてマッチ箱を使うなど、今の若者にも人気が出そうだな〜!と、筆者のイメージも膨らみました。

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あぁ懐かしい〜と、ついつい大人買いしてしまいそうですね…!

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他に「カセットテープ」などもありました。
すべて「試聴OK」のようです!

お店に置いてあるディスプレイも売り物

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「ふるほん住吉」では、なんと本以外の「ディスプレイの一部」も売り物となっているようです!

このように、もし店内で気になる商品があれば、ぜひスタッフさんに尋ねてみてくださいね!

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例えばこの猫の作品は、スタッフのカラサキアユミ氏の作品だとか…?

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この可愛らしい絵画は、店主の祖母が描かれたとのことです。

これらは多分売り物ではないと思いますが…、ディスプレイの細部まで魅力的でそそられますね。

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山田全自動氏の自著も

また、店内ではこっそりと、店主の山田全自動氏の著書も置かれていました。

「浮世絵あるある」で有名な山田全自動氏の書籍ですが、山田氏によると昔の絵と最近の絵では、「輪郭のタッチ」が微妙に違うとのこと。

そこで実際にタッチの違いを比べてみると、やはりその微妙な差を感じました。
店主への興味が一層高まるので、よければぜひ皆さんも比べてみてくださいね。

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浮世絵に影響を受けた、山田全自動氏ならではの「作風の違い」が楽しめる点も、ファンにはたまらない一冊ですね。

しかし!
「ふるほん住吉」のメイン商品は、山田氏の「自著」でなく「古本」だそうです。笑

漫画家のスタッフによる魅力的な店内レイアウト

スタッフは漫画家のカラサキアユミ氏

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続いてはスタッフさんの紹介です。
実は「ふるほん住吉」では、漫画家のカラサキアユミ氏がスタッフとして活躍中。

店内にはカラサキ氏の著書も並べられているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

また店内の陳列などの、「レイアウト」はカラサキ氏が担当しているとのこと。
とってもオシャレで…惹かれますね。まさに異空間です。

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「ふるほん住吉には、なぜか雑貨のコレクションがよく似合う」

カラサキ氏はこう語ってくれました。

このように、カラサキ氏が蚤の市などで集めたコレクションは、「ふるほん住吉」の雰囲気にぴったりだそう。

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ちなみに店先では、ブルドックの可愛らしい置物が出迎えてくれます。
実は店主の山田氏はブルドック好きで、これは山田氏が自ら仕入れたのだそう。

ぜひ、このように本以外のアイテムにも注目してみてくださいね。

「ふるほん住吉」のこだわり《2選》

1.誰にでも受け入れられる古本屋に

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ふるほん住吉のこだわり一つ目は、”誰にでも受け入れられる本屋にする”という点。

そのために、「本の陳列ジャンルには、あえて偏りがないようにしている」とのこと。

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万人受けで、実に幅広いジャンルの本が揃えられているのが特徴です。

店内は年配の方から若者まで、さまざまな年齢層の方が楽しめる空間になっています。

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他には、「荷物預かります」「写真OK」などのPOP掲示もあります。
古本屋に行くのに緊張する…という方にも、良心的で居心地がいいですね。

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例えば、本の値段はすべて「見開きページ」に書かれています。
これはとてもわかりやすい!

古本屋あるあるですが、「値札探し」に苦労することはよくありますもんね…。

2.お客様のリクエストに応える

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「ふるほん住吉」のこだわり二つ目は、”お客様のリクエストにはなるべく応える”という点。

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例えばこの大人気の「映画パンフレット」シリーズ。
これは、開業まもない頃にお客様からの要望に応えたのがきっかけで、同店での取り扱いを始めたのだそう。

このように、お客様からの「要望」に応えるという、本屋としての柔軟性も感じますね。

「ふるほん住吉」でこれからしたいこと

さいごに「ふるほん住吉」で今後したいビジョンを聞いてみました。

店先でコーヒーのキッチンカーなどを

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今後のビジョンの一つ目は、「店前でコーヒーのキッチンカーを出したい」とのこと。

現在、店前の駐車スペースには車は停められないようになっていますが、いずれはコーヒーのキッチンカーなどを呼んで、ゆっくりと本を楽しめる空間にしたいと考えているようです。

ちなみに「秋」などの過ごしやすい時期に、実施予定のようですよ。

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「本」と「コーヒー」の相性はバッチリなので、今後のイベントなども楽しみですね。

古本屋がもっと増えればいい

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「もっと古本屋が増えればいい」

これからの福岡カルチャーを築く古本屋の一人として山田氏は、「同エリア内に、古本屋が増えることは良いこと」だと語ります。

このように古本屋の新規出店に対して、ウェルカムな考えを持たれていました

福岡で古本屋を開業予定の方は、「ふるほん住吉」をぜひ色々と参考にしてみてはいかがでしょうか。

いつか、20代の筆者自身も、古本屋を開業したいな〜と考え始めました…。

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今回、「ふるほん住吉」の取材を通して、「店づくりのオリジナリティーの高さ」「商品の入れ替えの早さ」などの、様々な魅力を感じました。

これから初めて訪れる方々にとっては、きっと何度も訪れたい特別な古本屋になることでしょう。

さあ、これからも「ふるほん住吉」の飛躍が楽しみですね。
取材させていただきありがとうございました!

写真:筆者撮影

ふるほん住吉
住所〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉4丁目14−3
営業時間11:00~18:30
定休日火曜
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店主「山田全自動」氏の人気著書

さいごに

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ぜひ、他の記事もチェックしてみてくださいね。


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他にも「ふるほん住吉」の近くには、たくさんの観光名所があるのでぜひこちらのページで確認してみてくださいね。
日帰りで行く!福岡の観光スポットを見る

この記事を書いた人

FUK PRESS 福岡プレス
FUK PRESS 福岡プレスフリーライター、フォトグラファー
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「FUK PRESS」の筆者💭
■福岡市在住の20代男性のブロガー
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