この記事では、「裏道を行け」橘玲 著を要約します。
現代社会での生ライフハック6選を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
本書「裏道を行け」の概要【橘玲】
書籍タイトル:「裏道を行け」
著者:橘 玲
発売日:2021年12月
第一章 恋愛をHACKせよ
第二章 金融市場をHACKせよ
第三章 脳をHACKせよ
第四章 自分をHACKせよ
第五章 世界をHACKせよ
「無理ゲー社会」とは
本書では、さまざまな出来事が複雑になった現代社会のことを「無理ゲー社会」と述べられています。
社会が「無理ゲー」となった原因は以下です。
・知識の社会化
・グローバル化
・リベラル化
【要約】「裏道を行け」から学ぶ!役立つライフハック【6選】
それでは、ここからは「裏道を行け」から学ぶライフハック6選を紹介します。
1.”個性”は懸念を巻き起こす
まず、私たちには”異なる個性”があります。
しかし、個性の中には現代の社会に「合っている」ものと「合っていない」ものがあります。
その”個人による能力やパーソナリティーのバラツキ”は、社会問題の原因であるとされています。
個性が強すぎることには、以下の懸念点があります。
【”個性”が引き起こす懸念点】
・失業
・依存症
・貧困
・犯罪 など
2.仕事で求められるハードルの上昇
「知識社会の高度化」により、私たちの生きる社会では仕事に求められるスペックが上昇しています。
求められる学歴・資格・知能などのハードルが高まることにより、淘汰されやすい社会になっていると言えます。
仕事によるハードルの上昇を把握した上で、自分としての対策が必要となりますね。
3.「リベラル化」で生きづらい社会にも
本書では、「リベラル化によって生きづらい社会になっている」と述べられています。
リベラル化とは、「自分らしく生きたい」という新たな価値観のことです。平和な時代を生きる若者世代を中心とした、一種のブームメントと言えます。
以下は、リベラル化によるメリット。
一方、新たな価値観が拡がり、各個人が「自分らしく生きる!」ことを目指してしまうことで、これまでにあった組織はバラバラに分裂してしまうという恐れも発生します。
以下、リベラル化のデメリット。
リベラル化にはリスクもあるのですね。
4.一人ひとりが社会で評判を持つ
近年では、SNSの普及によって一人ひとりが「評判」を持てるようになりました。
SNSによって、一人ひとりが安易に評価の可視化をできるようになった点から、「個人がもつ影響力」は拡大しています。
これにより、そのインフラを活用したビジネス(フリーランスなど)も今後は増加すると見られています。
このように、個人的スキルを持つクリエイターやインフルエンサーにとっては「生きやすい社会」」になています。
5.お金がなければ自由はない
「自由になりたい!」
このように自由へ憧れている方も多いでしょう。しかしあらゆる自由には責任が伴います。
本書で述べられている定義としては、自由とは『会社・家庭・国家』などに縛られずに、自分で人生を選択できることを指しています。
・会社、家庭、国家などに縛られずに自分で人生を選択できる状態のこと!
そして、自由になるためにはお金が必要ですよね。
昨今、「FIRE」という言葉を聞くことが多いのではないでしょうか。
本書では、自由になるためのFIRE(ファイヤー)が紹介されています。
ここでいう、FIREとは経済的独立(Financial Independence, Retire Early)のこと。
・経済的独立(Financial Independence, Retire Early)のこと!
本書では、有名な4%ルールが挙げられています。4%ルールで投資をすることにより、保有の金融資産を4%ずつ増やしながら運用することができます。
自由になるためにも、やはりお金に目を向けることは大切ですね…。
6.「失業」は「貧困」よりも怖い
失業することは、貧困よりも恐ろしいと言われています。
私たちは、日々の業務が忙しすぎるときつい仕事がつい嫌になることがあります。仕事に対して「きつい・辛い」など悪いイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。
しかし、仕事には、私たちの「所属の欲求」を満たす役割があります。知らず知らずのうちに、仕事をすること自体が幸福感を創出しているのです。
失業してしまった際、それら幸福感は満たされなくなってしまいます。
つまり、「失業」は「貧困」よりも怖いといえるのではないでしょうか。
さあ「裏道を行け」を読んでみよう!
この記事では、「裏道を行け」(橘玲 著)を要約しました。
現代において「リベラル化」では、生きづらさを感じるケースもあるという事実を把握し、その上で各個人のスキルを確立させていく必要があると感じます。
「無理ゲー社会」において、裏道を行くことでそれぞれの生き残りを目指すようにしましょう。
本書が気になる方は、ぜひ購入してみてくださいね。
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