この記事では、実際に役立つ鵜飼見学のオススメスポットをGoogle Map付きで紹介します。
長良川の鵜飼は、毎年5月11日〜10月15日の期間中に、毎日開催される岐阜県の伝統文化です。
鵜飼の見学をするためには、「鵜飼観覧船」に乗るのがベターとされていますが、実は「鵜飼遊覧船」に乗らなくても鵜飼を間近で見学することができます。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
鵜飼は「観光船」に乗らずに、河原からも見られる!
岐阜県の伝統文化である「長良川鵜飼」は、夏の風物詩として人々を楽しませています。
それが観光地であることからも、「鵜飼観覧船」に乗って船上から鵜飼を見学するコースが人気となっています。
しかし、鵜飼の見学には、必ずしも船に乗る必要はなく、河原からも鵜飼を自由に見学できます。
特に、長良川の左岸(金華山側)の河原からは、かなり近い距離で見学することができるためオススメです。
▲河原から鵜飼を見物できる
河原は、カメラでの撮影や花火をする若者などで、まばらに賑わっています。
河原での観覧おすすめ場所!無料駐車場も
そんな河原での鵜飼見学のベストポジションは、河原の中腹部。
「岐阜公園 第3駐車場(鏡岩緑地駐車場)」から川に向かって一直線に進んだあたりが特にベストポジションです。(以下参照)
ちなみに「岐阜公園 第3駐車場(鏡岩緑地駐車場)」は無料駐車場。
・鵜飼見学のベストポジション1
※石が多いため、足元には十分に注意しましょう。
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19:30 準備!鵜飼観覧船が川岸に停泊する
さて、鵜飼の時間が近づいてくると、川岸には観覧船が停泊しはじめます。
観覧船は川岸に停泊するため、船内の様子やガイダンス案内の声などの雰囲気も感じられるため、観覧船に乗っているような気分も少しだけ味わえます。
(料金 大人:3200円〜、小人:1800円〜)
▲「19:30」 屋形船が川岸に停泊しはじめる(奥は人気旅館「すぎ山」)
▲屋形船で披露される日本舞踊
ちなみに、観覧船にはトイレがありません。そのため、停泊する屋形船の中には「トイレ専用」の屋形船もあるんです。
長良川鵜飼ならでは、珍しい光景ですね。
▲屋形船の中には「トイレ専用」も
19:45 上流から鵜匠の船が!鵜飼スタート
19:45頃になると、上流の「鵜飼大橋」方面で花火が打ち上げられ、いよいよ鵜飼の漁がスタート。
鵜匠たちの乗っている船が、上流からゆっくりと登場します。
上流にいくつかの炎が見えはじめたら、鵜飼が始まる合図。
見逃さないように、スタンバイしましょう。
▲鵜舟は上流(鵜飼大橋)からやってくる
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鵜舟の炎の効果
ちなみに、鵜舟の先頭の火は、「篝火(かがりび)」といいます。
篝火の材料には松の木が使用されており、火の粉が飛散した際に熱くないように、鵜匠の衣装には工夫が施されています。
▲篝火(かがりび)は鮎を驚かせる
(炎が見えはじめる場所)
鵜舟にある謎の葉っぱ
鵜匠の舟の先頭には、このような葉っぱが押し込まれています。
この葉は、槿(むくげ)という植物。
槿(むくげ)の樹液には、潤滑油のような役割があります。
なお、槿(むくげ)は長良川うかいミュージアムの敷地内や周辺の公園などに、たくさん生えているので、ぜひ探してみてください。
ちなみにスターバックスのこの「岐阜限定タンブラー」には鵜飼が描かれていて可愛いですよ。
鵜飼好きの友人などに、ギフトとして人気ですのでぜひ。
20:00 鵜飼が繰り広げられる
さあ、鵜飼の漁もピークとなってきました。
船頭たちが、鵜を煽(あお)るために、櫂(かい)で船べりを「トン、トン」と叩く音や、鵜匠たちの掛け声が響くなか、鵜舟はたくさんの鮎を捕獲していきます。
その光景は、まさに伝統文化そのもの。
かの有名な徳川家康やチャップリンなど、歴史的偉人も観覧したそう。
観覧船からは、思わず「おー!」の歓声が。盛り上がります。
20:20 圧巻!一斉に6隻が並ぶ「総がらみ」
鵜飼のクライマックスに近づくと、いよいよ「総がらみ」が行われます。「総がらみ」とは、6隻の鵜舟が鮎を一斉に浅瀬に追い込む漁のこと。
6隻が並んで川を下る光景は、「右岸・左岸」どちらで観覧していても迫力があります。
▲鵜飼のフィナーレ「総がらみ」
20:30 鵜飼の終わりが近づく
メインパフォーマンスの「総がらみ」が終わると、鵜舟は再び川岸に停泊します。
片付けの準備が始まります。
江戸時代に、鵜飼を観覧した松尾芭蕉は、以下の一句を詠んだとされています。
「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな」
その炎を焚いて川を下る、迫力満点の鵜飼漁ですが、やはり終わりが近づくと寂しくなるものですね。
▲鵜舟の片付け
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▲鵜は「カワウ」よりも喉が大きな「ウミウ」をつかう
▲鵜漁が終わると漁の解説してくれることも
鵜飼のフィナーレ!おすすめの場所
鵜飼が終盤になると、鵜舟は以下の場所に停泊して片付けを始めます。
先ほどより、少し川下の方に移動してスタンバイしておきましょう。
おわりに
いかがでしたか?
長良川の鵜飼は、1300年も続く岐阜県の代表的な伝統文化です。
鵜飼が行われるのは、毎年5月11日〜10月15日の期間中ですが、オフシーズンでも長良川うかいミュージアムで鵜飼を学ぶことができます。周辺の有名旅館や鵜匠の家などもぜひ。
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長良川鵜飼で!おすすめのアイテム
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「岐阜のトリセツ」
スタバの岐阜鵜飼限定の「マイボトル」
長良川鵜飼デザインの「手ぬぐい」
お土産に「鵜飼せんべい」
【ちなみに…】「ふるさと納税」で鵜飼船に乗れる
ちなみに、長良川鵜飼は「ふるさと納税」を利用できます。
もし「鵜飼の観覧船に乗ってみたい!」と思った方は、こちらの「ふるさと納税」もチェックしてみてください。
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それでは、岐阜観光の際にはぜひ『長良川鵜飼』に訪れてみてくださいね!
参考:ぎふ長良川の鵜飼
写真:筆者撮影
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