「田舎暮らしの教科書」から学ぶ!移住の注意点とポイント【要約】
「田舎暮らし」と聞くと、
「広大な自然の中で、のどかな時間を過ごせそう!」
「人間関係の悩みもなくなりそう!」
など、良いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書」をザッと要約しながら、田舎暮らしのポイントを紹介します。
移住を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
書籍について
書籍タイトル:「誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書」
著者:清泉亮
発売日:2019年12月17日
手元に置いておきたい地方移住大全!地域選び、物件探し、お金、
人間関係など誰も教えてくれない田舎暮らしの作法を全て明かしま す。引用元:honto
田舎で暮らすための4つのポイント
田舎で暮らすための4つのポイントは、以下の通り。
2.いまの居住地から「2時間以内」か「150km以内」の距離に住む
3.1時間以内の距離に大学病院がある
4.収入に関わらず、副業を持つ
1.はじめは賃貸か借家に住む
出典:photohito
まずは、田舎暮らしを始める際には「賃貸」または「借家」に住むことを検討しましょう。
賃貸であれば、柔軟に引越しをすることが可能です。
一方、分譲などの購入型の家である場合は、すで購入してしまっているためなかなか引っ越しにくいですよね。その点、賃貸では低リスクに田舎に住むことができます。
「人間関係がうまくいかなかった…。」
「冬は寒すぎるから、やっぱり引越したい。」
このように、実際に住んでからの事情やイメージを考慮しなければなりません。
そのため、賃貸または借家に住むことをオススメします。
2.いまの居住地から「2時間以内か150km以内」に住む
次に紹介する要点は、居住地までの距離。
移住先の居住地として、理想は、いまの居住地から「2時間以内」または「150km以内」のエリアです。現在の居住地から遠すぎることのない距離に住むとよいでしょう。
もし、移住前と比べて生活エリアがあまりにも違いすぎる場合には、将来の引越しの際など、人生を再設計するうえにおいて柔軟性に欠けてしまう恐れがあります。
そのため、いまの居住地から「2時間以内」または「150km以内」のエリアに住むようにするとよいでしょう。緊急時のつながりを保つことができます。
なお、夫婦で田舎暮らしを始める方は、お互いの実家からできるだけ等しい距離に住むと良いでしょう。お互いの家族と円満な関係性を保つための要因にもなります。年末年始などの帰省の際にもスムーズですね。
3.1時間以内の距離に大学病院がある
出典:https://odango-nasu.com/archives/258
次に紹介する要点は、移住先の自宅から1時間以内の距離に大学病院があるという点。
田舎に移住すると「スーパーや娯楽施設」など生活インフラの母数自体が少なくなってしまうことが考えられます。病院の数も同じです。
特に、大学病院への距離は慎重に捉えましょう。大学病院では、通常の病院で対応できないような治療にも対応してくれるというメリットがあります。
「田舎で暮らす!」という大きな決心をするに伴って、リスクに対応するために、健康面での備えにも考えを備えておきましょう。
いざというときに大切な家族を守ってくれる、大学病院などの重要な生活インフラが近くにあることが、心理的な安全性にもつながるため重要なポイントのひとつですよね。
4.収入に関わらず、副業を持つ
出典:PIXTA
さいごに紹介する要点は、収入に関わらず副業を持つことです。
田舎暮らしをする人の多くは、リモートワークでの仕事やPC一台での仕事ができる状態にあることが多いのではないでしょうか。
ですが、田舎での暮らしは意外とお金がかかるものです。
車移動によるガソリン代の消費や、地域に会費を払う義務があるなどと、思わぬ支出には注意が必要です。
実際に田舎に住むその前から、収入の幅を広げるためにも副業を持つようにしましょう。
具体的にオススメの副業としては、本書では「翻訳家・保育士・学校の先生」などが挙げられています。
【さいごに】田舎暮らしとは
さいごに、以下の考え方を紹介します。
田舎暮らしとは気楽な旅だ。行き詰まったら、どんどん引っ越せばいい。
いかがでしたか?
この記事では、書籍「誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書」(清泉亮著)を要約しました。
- はじめは賃貸か借家に住む
- いまの居住地から「2時間以内か150km以内」に住む
- 1時間以内の距離に大学病院がある
- 収入に関わらず、副業を持つ
このように、田舎に住むにあたっていくつかのポイントがあります。
「田舎暮らし」とは、自分を見つめ直し人生を豊かにするものです。都会から離れてゆっくりと自然に身を寄せることでより自己に向き合うことができるでしょう。
ぜひ、田舎暮らしや移住を検討する際には、この記事で紹介したポイントを意識してみてくださいね。
さいごに、このブログでは本にまつわる様々な記事を紹介しています。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
コメント